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マンションの防犯カメラ|導入するうえで、これだけは満たしたい5つの条件

更新日:2021年1月14日

マンションの防犯カメラ|導入するうえで、これだけは満たしたい5つの条件
マンションの防犯カメラ|導入するうえで、これだけは満たしたい5つの条件

 こんにちは、ミレテル編集部でございます。

本日のテーマ『マンション管理組合の防犯カメラを導入するうえで、これだけは満たしたい5つの条件』についてでございます。

 本コラムを書くにあたりミレテル編集部としては、全体像を把握すべく調べてみました。


そもそもマンション管理組合は、いったい何棟あるのか


結論からいうと、正式な統計はないようですが、『一般社団法人マンション管理業協会』の調査が非常にわかりやすかったのでご紹介致します。統計が少し古いですが、平成28年の調査では、全国マンション棟数が111,545棟との事です。尚、この中には自主管理や、協会に加盟されていない管理会社の物件は含まれていないと思いますので、実際はもう少し多いのではないでしょうか。(引用先の詳細は、こちらをご参照ください。)

 そのうち、約61,000棟が首都圏との事です。マンションストックの約半分を占めるのが首都圏との事ですので、数字を見ると改めて首都圏に人が集中しているのも頷けます。

 

 私自身もマンション暮らしですし、マンションの理事も経験している関係で、管理組合の運営には非常に興味をもっています。なんせ、みんなの力で積み立てたお金は、物凄い額になるわけですし(/・ω・)/☆


 しかしながら、運営実態は非常に厳しく、大規模修繕や様々な設備の修繕によって、場合によっては年間億単位のお金を消費するのがマンションの修繕となります。

 加えて、修繕費は、値上げをしていく事が計画上当たり前という状況下において、これらを少しでも是正したいというのは、マンション暮らしの皆様にとって、多くの共感を得られる部分かと思います。

 

 そうなると、できることは、二つ。収益を増やすか、費用の削減をするか。シンプルにこれしかありません。しかし、マンション管理組合は営利目的の組織ではない為、収益を増やすには限りがあり、基本的には費用の削減が運営上のテーマになりやすいかと思います。

  

 さて、前置きが長くなりました。私も理事やってるので、本当に熱くなってしまいました!! それでは本題でございます。

 


 設備にあたる防犯カメラを、契約条件の視点で考えた場合、どうあるべきか。という見解で記載致します。(若干のポジショントークも含まれますが、ご理解の程宜しくお願い致します。)


 費用に関しては、とにかく安い!これにこした事はありません。防犯カメラがお金を生む設備でない以上、安いにこした事ないですよね!


 とはいえ、設備を導入するには、それなりの目的があるわけで、防犯カメラであれば、防犯の為、心理的な安心感の為、事件事故の円滑な解決の為、などなど。これらの導入目的を踏まえたうえで更に分けていくと、大きく 防犯と証拠というセグメントに分かれると思います。


 防犯という事であれば、ミレテル編集部としては、ダミーカメラでも良いかと思っています。しかし、実際は本物のカメラの導入数が多いわけで、カメラとして期待されている価値は、証拠としての機能ではないでしょうか。


それでは、証拠としての役割に、どこまで求めるべきか。ハイグレードなものをいいだしたらきりが無い為、これだけは、満たしたいというのをミレテル編集部として厳選致しました!


 逆に言えば、この条件をクリアできてていれば、証拠としての最低限の条件を満たせてるかと思いますので、その中で安い会社がみつかれば、お得な買い物になるのではないかという判断でございます。


それでは、行きます!! 


第5位

カメラの設置個所が悪くて、証拠としての役割が満たしきれてない。。。

カメラ台数は、お金との兼ね合いもありますので、一概には言い切れませんが、それでも可能な限り証拠として機能する箇所を厳選し、適切に配置したいですよね。

ミレテルは、防犯設備士が防犯設備協会の定める警戒線の概念をもとに、予算に応じた適切なプランニングを致します!(警戒線の考え方は、こちら


第4位

録画機の時計がずれる。証拠としてちょっと。。。

これもよくあるパターンですが、時刻は、常に一定であってほしいです。携帯やPCは時刻がずれないのに、どうして防犯カメラは、ずれてしまうのか?答えは、ネットワークに繋がっていてNTPという機能が設定されているからです。

海外に行った際に携帯やパソコンが気づいたら現地時刻になってびっくりしたという経験ありませんか?これがネットワークの力です!凄いですよね。

余談ですが、刑事事件において、防犯カメラの映像が証拠となりうる場合、時刻がずれていたとしても、検察側でずれている理由を証明する資料を提出する例があり、なんとかしちゃう事も多いようですが、民事事件では、あくまで組合主導でなんとかしなければいけません。やはり時刻はあってる方が、ベターかと思います。


第3位

映像が不鮮明すぎて全然よくわからない。証拠になってない

防犯カメラは、ライブで見る映像と録画の映像が違うことがあります。録画設定は、鮮明でないと意味がありません。(1920×1080 10fps)以上を推奨致します。


第2位 

機器異常検知が含まれていない

防犯機器も電化製品です。経年劣化により故障するリスクがあります。万が一壊れてしまったら、円滑に修理して復旧までの期間を早める必要があります。その為には、機器異常検知は、必要かと思います。



第1位

HDDの健康診断機能がない

『よし!映像を確認しよう』『すいません、どうやらハードディスクが故障してて録画映像が無いみたいです。』私がお客なら、何の為の防犯カメラだよ!と突っ込みたくなります。

壊れちゃうのは100歩譲ってしかたありません、しかし、少なくとも、月一度程度のHDD健康診断はあってしかるべきかと思います。

サーバー系のお仕事に携わる理事であればご理解頂ける方もいらっしゃるかと存じます。




番外編として、RAID構成(ハードディスクの映像消失リスクを軽減する仕組み)をご紹介します。編集部としてはマストにしたいのですが、組合様のお財布事情にあわせて柔軟に対応するところがあり、ケースバイケースのご提案をすることになりますが、基本的にはRAID構成が可能な録画機をご提案するように心がけております。


以上です。この条件を最低条件としたうえで、最もリーズナブルな会社が見つかれば、組合様にとってハッピーではないかなと思い記事に致しました。お客様が防犯カメラの業者選びに困った際の参考になれば幸いです!



追伸

読者の理事様『あー、そういえば、うちのマンション、防犯カメラの更新時期だったなぁ』

そんな方は、是非ミレテルにも見積依頼してください!!お待ちしております!



【弊社公式WEBサイトは、こちらから】










 


 







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